★金環日食2012観測講習会〜安全に太陽を観察しよう〜in牛久★

 ※開催報告はページ最後に掲載しています。

  年数回、地球のどこかで日食は起こりますが、2012年の日食現象(金環食と部分日食)は日本全土で観測できるめずらしいものとなります。
このような自然の現象は子供たちにとっても、大人にとっても貴重な体験となります。しかし、太陽の観察には多くの危険も伴います。
日食が起こるのは早朝から9時ごろまでで、太陽が一番隠れる時間は通勤通学時間帯の7時半ごろになります。学校で観測会を行う場合にもですが、観測を行わない際の通学途中で「日食だ!」と正しい知識を持たずに太陽を観察することは網膜損傷など思わぬ危険を伴います。
  そこで今回は、通常の日食講習に加え、安全な観察方法と日食グラス使用の注意点を中心に一般や学校の先生向けの講座と、学生&親子向けの講座を開催します。

    ☆日時:2012年3月31日(土)
    ☆会場:牛久市中央生涯学習センター (茨城県牛久市柏田町1606-1)

    ★参加費:1組500円(資料代・材料費/1組につき1セット)
    ★申込期限:2012年3月27日(火)17:00 ※先着順、定員になり次第〆切
    ★持参品:はさみ、カッター、のり、セロテープ、筆記用具、定規
        ※あれば持参してほしいもの:1リットルの牛乳パック、ラップの芯、チップスターの円柱の空き箱など。

   

  【コース1●13:10-16:40】高校生以上(16歳以上)〜小学校教職員・一般対象。
      受講講座:(1)〜(3) ※下記の講座内容を参照。
      日食の原理と自然現象、金環食報道による課題、国内の研究・観察への動き、教育利用事例について。
       ★金環日食2012観測講習会【コース1】の申込・プログラム詳細はココをクリックしPDFファイルをダウンロードしてください。

  【コース2●14:05-15:35】小学生(小学5年生以下は保護者同伴)〜高校生対象
      受講講座:講座(2)のみ ※下記の講座内容を参照。
      日食の種類と観察方法を学び、日食観測用の簡単な道具を作ります。
       ★金環日食2012観測講習会【コース2】の申込・プログラム詳細はここをクリックしPDFファイルをダウンロードしてください。

    ☆講座内容
      講座(1)「金環食を安全に楽しむための基礎知識」
        1.金環日食と皆既日食、その違いの認識の重要性
        2.2012年金環日食と日本での見え方
        3.安全な観測法と日食グラスの注意点、曇りの観測法

      講座2「金環日食と日食観測工作教室」
        1.金環日食ってなぁに?〜日食と金環食、茨城での見え方
        2.太陽を観察する時の注意〜皆既日食と金環食の違い〜
        3.ピンホール式投影器と日食おめんを作ろう
         ・方眼紙を使ったピンホール式投影器
         ・日食シートを使って子供が使いやすいようにお面式でと思います。
        4.太陽観察

      講座3「教材としての金環日食」
        1.金環日食でわかることと教育観測例
        2.観測機材のいろいろ
        3.全国での取り組み〜2012年金環日食日本委員会と各地の取り組み

    ☆講師
       飯塚 礼子:日食情報センター、天文教育普及研究会関東支部長
       清田誠一郎:日本変光星研究会、日本天文学会
       友田 哲 :SF天文同好会、天文生活、つくば星の会

     ☆司会 友田和美:天文サークルCrescentMoon、JAAA事務局スタッフ

     ★主催:天文サークルCrescentMoon(クレセントムーン:各天文機関に属する天文ファン有志による任意組織)

     ★後援 日本天文愛好者連絡会(JAAA:Japan Amateur Astronomers Association)天文教育普及研究会関東支部

     ★金環日食2012観測講習会〜安全に太陽を観察しよう〜in牛久
        全コースまとめての申込方法や詳細はココからPDFファイルがダウンロードできます。

●開催報告(参加者15名/参加スタッフ5名)

講座風景。ピンホール式投影器づくりの様子。この後、持参した牛乳パックやお菓子の筒でも作りました。長さが違うと何が違うか考えてみよう! 太陽の光をとりこむ側にアルミ箔をはります。アルミの裏側はセロテープで補強し、そこに針穴をあけます。
ピンホール式日食観測用の投影器。太陽を直接見ない簡易装置。今回製作したものは簡易タイプ。応用することで大きく見えるものも作れます。 <ヒント>ピンホール式で重要なのは筒の長さ。像をさらに大きくするには老眼鏡や虫めがねのレンズを応用します。
翌日、実際に太陽を観察。約4mmの大きさで太陽の像が丸く写っています。太陽の大きさは筒の長さによって変わります。今回製作した筒の長さは40cmです。 講座で製作した日食おめん(輪ゴム等つけないバージョン)。日食シートを大きく使い、おめんで目の横の光が入らないように作りました。

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★ピンホール式投影器の作り方
 
当日作成した簡易ピンホール式投影機の作り方です。詳しくはタイトルをクリック!して下さい。

 

 

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